社会人の方の中には「やっぱり自衛官に魅力を感じるな」「昔目指していた自衛官をもう一度目指したいな」と思う方も少なからずいるかもしれません。
同時に、自衛隊って新卒じゃなくてもなれるものなの?中途採用とかあるの?と思われる方もいらっしゃると思います。
そこで今回は自衛隊の中途採用について解説していこうと思います。
この記事を読めばあなたの自衛隊への道が開けるかもしれませんのでぜひ最後までご覧ください。
この記事で分かること
- 自衛隊の中途採用の有無
自衛隊に中途で入社(入隊)することは可能なのか
結論から言うと全く問題なく可能です!
そもそも自衛隊は民間企業のような新卒一括採用というスタイルではなく、学歴等に関係なく、各採用区分の試験に合格できる学力を持ち、心身ともに健康で募集対象年齢の範囲内であれば、新卒・既卒・転職組の分け隔てなく門戸を開いています。
私が新卒の時に幹部候補生で合格を頂いた際も、同じ事務所で合格していたもう1人の方はすでに社会人経験のある方でしたし、技術海曹の同期は上は30代半ばから下は20代前半と幅広く、役者をやっていたという方もいましたし、20代をニートとして過ごしていた方、病院勤務や保険代理店勤務から自衛官になった方など様々な経歴の持ち主が集まっていました。
皆さん幅広い業種から集まってきていて、この時はかなり驚きました!
新卒での入隊との違い
採用試験
上の章でも述べたように、基本的には新卒か中途かで入隊後は何も変わりはありません。
ただし、採用試験時に実施される口述試験(面接)で質問される内容が変わることがあります。
例えば、新卒であれば「学生時代に力を入れたこと」などは想定される質問事項ですが、既卒になれば「卒業後現在までの期間は何をしていましたか?」といった質問が想定されます。
筆者のように前職からのブランクがある場合には「前職を辞めた後はどうしていましたか?」という質問もあります。
いずれにしても嘘をつかず、正直に答えるようにしましょう。偽った答えで良く見せようとしても質問の掘り下げによって矛盾が生じることもありますし、よく言われる、面接官は嘘か本当か分かるということもありますからね。
ちなみに私は「前職を辞めた後は~」の質問が実際にあり、前職の在職時に発症した病気の療養をしていたこと、UberEatsの配達員をしていたこと。現在は病気も治って問題無いことを答えた記憶があります。採用にマイナスになる点がある場合には、面接官の不安を払拭できるようなフォローの答えを用意しておくのが良いです。
入隊後
入隊後も「同期」ということで分け隔てなく教育を受けます。
唯一、新卒と違うかもしれないという点を挙げるとすると、学生長などの役職に任命される可能性が高いかもしれないということです。例えるならクラス委員長のような感じですが、年齢が他の同期より高いと任命されやすいかもしれません。
ハンデという点で違いを考えれば、18歳で入隊してくる人と31歳で入ってくる人とで体力的な差はあると思います。教育が進むうちに差は縮まってくると思いますが、最初は大変かもしれません。
まとめ
今回のまとめです。
- 自衛隊は中途入社(入隊)は可能
- 採用試験の口述試験(面接)ではそれぞれに合った回答を用意しておこう
採用区分によっては新卒よりも中途採用が多く、逆にそれが普通のように感じます。
やっぱり自衛隊の道を考えたいなという方は臆することなく飛び込んでみてほしいと思います。この記事がそんな皆さんの一助になれば幸いです。
実際に受ける際の、筆記試験や口述試験(面接)について知りたい方はこちらの記事もご覧ください↓
それではまた次回の記事もよろしくお願いします。
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