一蘭ってたぶん皆さん結構知っているとは思うんですが、Twitterなどで検索すると初めて行ってみた!という方も多くいます。
有名人がYouTubeの動画で行ってたから訪れてみたいとかインバウンドの外国人観光客からなぜか人気だけどなんでだろうと思われている方もいらっしゃるかと思います。
ただ、普通のラーメン屋さんと違って席が区切られてるの?とか注文用紙があるみたいだけどどうやって記入すればいいの?など他店と違って独特な注文方法などがあり、その疑問点を解消して訪れたいという方も多いことでしょう。
そこで今回は、初心者でも安心して一蘭を訪れることができるように入店から退店までの流れを順を追って解説していきたいと思います。
この記事を読めば初めてでも一蘭を楽しむことができるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
一蘭とは
福岡県福岡市発祥の豚骨ラーメンのお店です。
味集中カウンターと言われる独特の店内配置、替玉注文システムなど、他店には無いサービスで一躍有名となりました。
ラーメンはというと、臭みの無い万人受けする食べやすい豚骨ラーメンとなっています。
入店から退店までの流れ
一蘭は人気店のため、ピーク時間帯以外でも行列ができていることが多いです。
まずは列に並んで店内に入るまで待ちましょう。
入店~食券購入
店内レイアウトは各店舗によって差異がありますが、流れとしてはおおむね同じになるかと思います。
入店するとまずは食券機が目の前にあるかと思いますので食券を買いましょう。

以前はボタン式でしたが、最近はタッチパネル形式の機械に順次置き換えられているようです。
また、これに伴い現金のみであった決済方法がキャッシュレスにも対応するようになりました。

自分が食べたいものを選んで食券を買いましょう。
なんとこの券売機、福岡の方言で喋ります。
オーダー用紙の記入・着席
食券はこんな感じです。

この後、店内の待ちが無い場合は座席表示板を見て空いている席に移動するか、店員さんが席を案内してくれるかと思います。
待ちが発生している場合は、店内のベンチに案内されてそこで待ち、席が空き次第店員さんに案内されます。
(ここは店舗によって異なる場合があります。)
席に着いた段階、もしくは待っている段階で下の写真のような「オーダー用紙」に記入をします。
オーダー用紙は席が空いている場合は卓上にあり、待ちの場合は店員さんから渡されます。
今回は待っている際に渡され、記入をしました。

オーダー用紙では、味の濃さ、こってり度、にんにくの量、ねぎ(白ねぎ、青ねぎ)の有無、チャーシューの有無、赤い秘伝のたれの量、麺のかたさをお好みにカスタマイズできます。
「ねぎ」の欄は上の写真のように両者の間に丸を付ける、もしくは両方に丸を付けることで白ねぎと青ねぎの両方を入れてもらえます。(ねぎの総量は変わらないようです。)
一蘭にはこのような裏技があるので、こちらは他の記事で紹介します。
席はこういった様式になっています。

一蘭の特徴と言えば「味集中カウンター」と言われるこの特徴的なパーテーションに区切られた席です。
複数人で利用する場合はパーテーションを畳むこともできます。
席の下の左右にフックが用意されているので荷物はここにかけましょう。
各座席の上には一蘭のこだわりがみっちりと書かれています。注文後に待つ間に読むのも良いかと思います。

一蘭では入店から退店まで声を出さずに過ごすことが可能となっています。
座席のパーテンションには下の写真のような木札が用意されており、提示することで店員さんに要望を伝えることができます。

この木札で対応できないことのついては、紙(お客様の声・ご要望カード)も用意されているのでそちらに書いて店員さんと会話をすることが可能です。(ペンは卓上に用意されています。)

記入ができたら店員さんが簾の向こうの通路から食券とオーダー用紙を回収にいらっしゃいます。
なかなか来ない場合は卓上の呼び出しボタンを押すことでも呼ぶことが可能です。

回収されたらあとは待ちましょう。
お水はセルフサービスです。
店舗によって異なり、各席に注ぎ口が用意されている場合と座席列に端にウォーターサーバーが設置されている場合があります。
ラーメン到着!食べましょう!
しばらくすると「お客様、前失礼しまーす」と声がかけられ簾が開き、注文の品が提供されます。

あとはもうお好きなように召し上がってください。
半熟ゆで卵についてはラーメンと同時提供ではなく、食券回収時に提供されます。
殻付きで出てきますので、ラーメンを待つ間に剥くと良いでしょう。

また、替玉の食券を購入していた場合、ゆで卵と同様に食券回収時に金属製のプレートが渡されます。

替玉を注文したいタイミングで、下の写真の呼び出しと書かれた機器の上にプレートを載せましょう。(この時、ボタンを押す必要はありません。)

すると、チャルメラの音楽が店内に響き渡り、店員さんがプレートを受け取りに来ます。
替玉の麺のかたさを変更したいときはこの時に申し出ましょう。
もちろん紙で伝えても大丈夫です。
これで替玉の注文は完了です。
さらに追加で替玉や他のメニューを注文したい場合は、箸袋や追加注文用紙に記入して、現金と合わせて店員さんに渡すことで注文可能です。
今回訪れた時は箸袋は替玉のみの注文になっていました。
以前は他メニューの記載もあったので変わったようです。


しばらくすると替玉もこのように提供されます。
スープが薄まらないようにラーメン出汁がかかっているので軽く混ぜてそのまま啜ってみるのもおすすめです。

ちなみにこのラーメン出汁ですが、替玉注文時に「出汁多め」と追加で書いておいたりその場で店員さんに伝えることでちょっと味濃いめにすることができます。
スープはもちろん全部飲まなくていいんですが、完飲すると一蘭の思いを見ることができます。

食べ終わったら特に店員さんへの声掛けも必要はありませんので、そのまま退店して大丈夫です。
まとめ
とまあ色々書いてきましたが、ラーメン二郎のようにお店独特のルールなどがあるわけでもなく、分からないことがあれば店員さんが丁寧に教えてくれるので心配はありません。
ラーメンとしては何かが突出してインパクトがあるというわけではなく、万人が食べやすいラーメンとなっていますが、その分、様々な人が楽しめるラーメンとなっています。
筆者がそうだったように「外食が苦手だけど楽しみたい、克服したい」という方が第一歩として自信をつけるお店としてもぴったりだと思います。
皆さんもそれぞれの楽しい一蘭ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回の記事もよろしくお願いします。

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